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呪術スキル 全呪術スキルの合計LP72、累計BP860|35|10|25|32|39|35|32|80|290|c スキル名 必要Lv LP BP 持続時間 使用Watt 使用SP スキル範囲 スキル効果 呪術基本 51 3 50 - - - - 効果なし(呪術スキルを覚える前提条件) 呪術ポイズン 51 6 50 10秒 200 15 範囲6の敵ユニット 1秒毎24ダメージ(空中12ダメ)×10秒間 呪術インキュアラブル 51 6 50 10秒 100 5 範囲6の敵ユニット 体力回復不能 呪術防御ダウン 51 4 50 15秒 150 10 範囲7の敵ユニット 防御-25 呪術攻撃ダウン 51 4 50 7秒 200 10 範囲5の敵ユニット 攻撃-15-(体力の2%) 呪術ハーフライフ 51 7 100 - 300 25 敵ユニット1体 体力半減ダメージ(最高1000ダメージ) 呪術スロー 51 4 50 20秒 100 10 範囲7の敵ユニット 速度-20 呪術連射ダウン 51 4 50 10秒 200 20 範囲7の敵ユニット 連射+50 呪術フリーズ 51 6 50 10秒 200 15 範囲7の敵ユニット 移動不能(攻撃は可) 呪術ブラインド 51 6 60 10秒 200 10 範囲7の敵ユニット 視野0 呪術ストップ 51 7 100 10秒 300 20 範囲5の敵ユニット 行動不能 呪術バニッシュ 71 15 200 - 300 30 範囲9の敵ユニット 強制ワープ(位置ランダム) スキルツリー ┏呪術ポイズン━━┓ ┣呪術インキュアラブル ┫ ┏┫ ┣━呪術ハーフライフ┓ ┃┣呪術防御ダウン━┫ ┃ ┃┗呪術攻撃ダウン━┛ ┃ 呪術基本┫ ┣呪術バニッシュ ┃┏呪術スロー ━━┓ ┃ ┃┣呪術連射ダウン ┫ ┃ ┗┫ ┣━呪術ストップ━┛ ┣呪術フリーズ ━┫ ┗呪術ストップ ━┛ コメント 名前 コメント
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呪術について 呪術は触媒である「呪術の火」を武器スロットに装備する事で扱えるようになる。 呪術は攻撃的な炎を扱うものが多く威力も高め、しかし発動まで時間がかかる物や射程が短い物など扱いが難しい。 触媒である呪術の火は能力値補正が一切なく、ソウルを消費することで強化できる。 そのため、理力や信仰の値が低いキャラクターでもソウルを強化に注ぎ込めば、高威力の呪術を扱える。 呪術の購入、及び呪術の火の入手は、 最下層の呪術師ラレンティウスを助け、祭祀場で再会したときに質問に答える。 卵背負いのエンジーから買う。まず「混沌の従者」を交わした状態で、かつ卵寄生状態で彼と会話する。以後親しくなり彼からアイテムを売ってもらえるようになる。さらに理力が11以上なら呪術の火を貰え、強化も行える。更に彼からしか買えない呪術も売ってくれるようになる。一度親しくなれば卵寄生状態 or 「混沌の従者」のどちらでもでなくてもおk 混沌の苗床撃破までに呪術の火を+15にすると病み村の毒沼地帯にクラーナが出現(?)彼女から上位の呪術を購入できる。 呪術の火の強化は+15まではエンジー or ラレンティウスが行えるが、 それ以降の強化は病み村の魔女クラーナだけが行える。 +15の呪術の火をクラーナに持っていくと呪術の火を進化させることができ、 進化後は+5まで強化できる。進化後は要求されるソウルは多いが、上昇する威力修正は小さい。 呪術リスト 呪術名 効果 使用回数 スロット 値段 備考 火球 火炎弾を投げて炎ダメージ。上位のものほど着弾時の爆発が大きい。 8 1 800 呪術師ラレンティウス、呪術師クラーナから購入 火の玉 6 1 8,000 大火球 4 1 20,000 呪術師:クラーナ 混沌の大火球 火炎弾を投げて炎ダメージ&着弾時に大爆発を起こし、更に着弾点にマグマが発生威力は人間性に依存 4 2 - 誓約「混沌の従者」を交わす 炎の嵐 周囲に炎の柱が吹き上がる。1回の使用で17回分消費実質2回のみ使用可 20 1 30,000 呪術師:クラーナ 炎の大嵐 20 1 - 混沌の苗床撃破後クラーナに話しかける 混沌の嵐 周囲に炎の柱が吹き上がり、上がった場所にマグマが残る一回の使用で17回消費、実質2回まで発動可威力は人間性に依存 20 2 - 「混沌の従者」ランク+2で取得 発火 手元に強い炎を発生させる至近距離でないと当たらない 16 1 500 呪術師:ラレンティウス 呪術師:クラーナ 大発火 8 1 5,000 呪術師:クラーナ 火炎噴流 手のひらから火炎を噴き流す押しっ放しで継続発動 80 1 - エレーミアス絵画世界 なぎ払う炎 火炎でなぎ払う1回の使用で21回分消費し、1回辺り最大でも3~4ヒット 80 1 10,000 呪術師:クラーナ なぎ払う混沌の炎 80 2 - 混沌の廃都イザリス 毒の霧 毒の霧を発生させる 3 1 - 病み村毒の沼地 10,000 卵背負い:エンジー 猛毒の霧 猛毒の霧を発生させる 1 1 25,000 卵背負い:エンジー 酸の噴射 武器・防具を痛める酸を噴射 2 1 - エレーミアス絵画世界 激しい発汗 炎属性ダメージを軽減する効果時間60秒 3 1 2,000 呪術師ラレンティウスから購入 鉄の体 防御力と強靭度を高めるが、移動が歩きのみになる雷防御は上がらない効果時間30秒 3 1 2,000 呪術師:ラレンティウス 内なる大力 一定時間、物理攻撃力が上昇代償としてHPが徐々に減少全ての攻撃力が上昇効果時間101秒 1 1 - 病み村巨大壁虫付近 不死の魅了 不死人を一時的に味方にする効果時間30秒 7 1 10,000 呪術師:クラーナ 火球系 軌道は直線ではなく、重力に従って落下する。さらに何かに衝突 or 一定距離進むと爆発する。 一定距離進んでも途中で爆発するので、遠距離攻撃には向かない。 ただし、下を向いて撃つとほぼ真下に向かうので、ハシゴ下の雑魚散しにはいいかも。 その場合、発動時に一歩前進するので落っこちないように注意。 毒の霧・猛毒の霧 霧は発動後一定距離直進し、そこから広範囲に拡散していく。 霧に触れている間は毒ゲージが蓄積していくのだが、密着して発動しても効果は薄い。 っていうか効果ない。 拡散を始める距離を把握しておく必要がある。 効果範囲がハッキリわかるので対人戦では目隠し程度の効果しか期待できない。 しかし、ターゲット固定で居場所もばれる為その効果も薄い。 炎の嵐系 効果は地面に発生する。空中には発生しない。 つまり、梯子の上で混沌の大嵐などを使うと、梯子の下にも火柱が発生し、溶岩もそこに残る。 鉄の体 ver.1.04で弱体化され、従来のようなゴリ押しが出来なくなった。 しかし強靭も上昇するので、雑魚相手なら多少のごり押しが効く。 内なる大力 呪術の火の強化具合に影響されず、与ダメージがすべて上昇する。必要スロットも1。 脳筋にも純魔にも重宝する優良呪術。 スリップダメージは1%/秒で効果時間が101秒なので 途中で回復しないと絶対死ぬ。 不死の魅了 人型じゃない敵・エリアボス・黒騎士銀騎士などの強敵には効果なし。 しかし、バーニス騎士やバルデル騎士、NPC商人などには有効な模様。 いずれにしても効果時間が非常に短いので、使う機会はほとんどない。 コメント 名前 黒炎やはりないね - あ 2013-12-02 16 15 06 いいよね! - 名無しさん 2013-12-02 16 07 52 みんな、どうしたの!黒騎の剣+5てっいいよね♪!? - 岡崎売太 2013-12-02 16 04 00 たしかに - 岡崎売太 2013-12-02 15 58 44 黒炎がないよ - あ 2013-04-19 22 38 24 説明にしれっとネタバレ含むなよ - 名無しさん 2012-10-28 19 48 36 ↓ありがちだけど小ロンド桟橋で一時の呪い使って、公王でまだ効果切れてないのに使おうとしてません?もしくはスタミナ草食べてる効果中 - 名無しさん 2011-12-14 19 53 30 鉄の体がボス戦で使えません。どうしてでしょうか? - 名無しさん 2011-11-20 02 57 17 エンジーからは姫様と契約して呪術に興味ある選択すれば、寄生されてなくても買い物可能? 自分は寄生されてない時に買い物出来ました。 - 名無しさん 2011-11-09 22 06 23 買い物は出来ます。卵寄生後は商品が増えます。そこんとこご注意を。 - 名無しさん 2011-11-10 19 27 49 なんで書いてないのか知らんが鉄の体は使うと雷ダメージ増加 - 名無しさん 2011-10-22 01 51 08
https://w.atwiki.jp/altair_trpg/pages/183.html
呪術 呪術は、「死せる王たちの印」から力を引き出すための術法である。 コアを消費することで呪装自身に内包されているシンボルから力を引き出し、数々の奇跡を成す。 死せる王たちの力はすなわち、彼らの思想、探求したもの、不死、叡智、狂気である。 呪装は戦いの中でだけコアを得ることができる。また、コアを得るためには、真にコアを必要としなければならない。躊躇や優柔不断、決断力を欠く精神状態ではコアを引き出し、自らの糧とすることはできない。戦場における緊迫感、生と死を分かつ極限状態に追い込まれることはコアを引き出すための十分な動機づけとなる。興奮と混乱、罵声が飛ぶ中で、生きている興奮と死への恐怖が錯綜する。戦闘に身を置くことこそがコアを最も引き出しやすい状態なのだ。 コアを得ることができるのは戦闘の中でだけであることが、必然的にその利用目的を戦闘へと拍車をかけたのだ。 呪術を発動させるための方法は至ってシンプルである。 念じる。これが基本だ。複雑で禍々しい儀式や哀れな犠牲者を必要としない。奇声を発したり、血を流したりはしない。ただ、強くシンボルを信じ、念じるのだ。魔性の深淵から死せる王たちの鼓動を聞いたとき、呪術は奇跡を成す。 シンボル 死せる王たちの印。 かつて世界を支配していた王たちは、神の呪いにより「印」へと姿を変えた。 不死、叡智、狂気。 彼等は永遠の命を手に入れたのか、すべてを手に入れたのか、そしてすべてを失ったのか。 ただ、神の手による狂気の末に見えた夢なのか。 「印」自体は本来形をともなうものではないが、術者自身のイメージのヒントとしてペンダントに刻まれていたり、剣に彫り込まれていたりするばあいがある。 理解が深まるに順ってシンボルを形ではなく、自らのイメージの中ではっきりと意識できるようになっていくため、目に見える形での存在は必要なくなる。 魔術師や上僧の地位にあるものに入門(僧侶であれば出家)して、教育を受けることでシンボルへの理解を早める方法がある。一から自分の力ですることも可能だが、よほど才能に恵まれないかぎりはただの空想に終始してしまうばあいがほとんどだ。 呪術の表記 呪術には、特性、発動方法、基本ロール、分割ロール、効果時間が表記されている。 特性 【シンボル】と〈呪術〉とに分けて特性は記されている(無いばあいもある)。 【シンボル】に特性が記されているばあい、その【シンボル】に含まれるすべての〈呪術〉が、その特性のルールを受けることを意味する。 〈呪術〉に特性が記されているばあい、その〈呪術〉すべてのレベルにおいても、その特性のルールを受けることを意味する。 行動カテゴリー 行動カテゴリーには、近接攻撃、射出攻撃、呪術投射、俊敏防御、鋭覚防御、呪術抵抗ある。これらはPCの立場での表記であるため、敵の立場での表記のばあい、以下に読み替える。 近接攻撃 ⇒ 近接攻撃力 射出攻撃 ⇒ 射出攻撃力 呪術投射 ⇒ 呪術投射力 俊敏防御 ⇒ 俊敏防御値 鋭覚防御 ⇒ 鋭覚防御値 呪術抵抗 ⇒ 呪術抵抗値 習得能力値による制約により、記入する能力値マスは限られるが、習得している〈呪術〉はどの能力値マスに書き込んでいるかに関わらず使用することができる。 効果時間 呪術の多くは、「瞬間」、もしくは「戦闘終了時まで」のどちらかの効果時間を持つ。 「瞬間」は、発動したと同時に効果を発揮するものを指す。 「戦闘終了時まで」は、戦闘の終了がマスターから告げられるまでの間、呪術は効果を発揮し続ける。 習得能力値 ほとんどの呪術は発動方法により、どの能力値に対応した呪術であるかが決まるのだが、発動方法により決まらないものがある。それらは習得能力値で示された能力値の中から選択して、その能力値マスに記入する。「自由」と示されているものは、四つの能力値のどれを選んでもよい。 呪術目標 呪術の多くは目標を選んで発動する。 目標の選び方は職業により規定されており、「個体」と「範囲」とがある。 「個体」とは、個体ごとに呪術を発動する方法。 一体だけを目標として選び、その一体にだけ呪術を発動させ効果を及ぼす。 「範囲」は、戦闘ボードのマスを選んで発動する。 戦闘ボードの1マスを選び、そのマスにいるもの全員に呪術を発動させ効果を及ぼす。 射距離 「個体」と「範囲」のどちらも射距離が職業により決められている。射距離には、「近距離」、「短距離」、「長距離」がある。 「近距離」は、近接距離以内を目標にできる。 「短距離」は、鋭覚以内を目標にできる。 「長距離」は、鋭覚+職業レベル以内を目標にできる。 呪術の上書き 同じ〈呪術〉を、同じ目標に使用したばあい効果はより強い方へ上書きされる。効果が重複することはない。 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/muchaking/pages/391.html
呪いとかのオカルトによる魔法。主に状態異常を引き起こし、封殺する。 主な魔法 呪言マスタリー 呪言の効果と成功率を引き上げる。 封の呪言 頭首 対象の頭部を使った能力を封印する。 封の呪言 上肢 対象の腕を使った能力を封印する。 封の呪言 下肢 対象の足を使った能力を封印する。 力祓いの呪言 対象の力を低下させる。 軟身の呪言 対象の防御力を低下させる。 足違えの呪言 対象の素早さを低下させる。 虚像の呪言 対象の命中率を低下させる。 幻惑の呪言 対象を盲目にする。 狂乱の呪言 対象を混乱させる。 昏睡の呪言 対象を眠らせる。 罪咎の呪言 対象を呪い状態にする。(呪い こちらの受けたダメージを相手に返す) 石化の呪言 対象を石化させる。 重苦の呪言 対象にかけた呪術を長持ちさせる。 黄幡の呪言 習得した呪言を一度に纏めて放つ呪術の呪言系統における奥義と呼べる物。発動に時間が掛かる。 呪詛返し 自身に降りかかる呪術を相手に返す。 形代(身代わり人形) 自分の代わりに災いを受けてくれる人形を作成する。 炎天・氷天・密天 敵の行動の先読みに成功した場合、ダメージを与えた上でスタンさせる。 悪性陣地 天地反転:陣地作成+呪術による相手の体の中の流れを地脈などと同じような流れとして捉え 呪術で持ってその流れに介入反転、天地を返す、FateEXにおける遠坂凜の技術をキャス狐で出来る範囲で再現したもの 魔術的な部分で闇の魔王とかとより話しあったり必要な前提が増えるかもしれないけど、とりあえずこれで 経絡(オーラの通り道)を乱して、念能力を阻害する。圏境などを使用不能にできる。魔術回路にも効果があるが、ローマ人には魔術回路がないのでこちらはあまり意味がない。
https://w.atwiki.jp/stworld/pages/21.html
呪術 呪いの専門魔法で術師の専門魔法でもあります。 ただしレベルによっては一般の者が使えるものもあります 人形呪術 昔からこの世界でも使われている人を呪う方法です。 水土呪術 水や土に呪いをかけ病気になりやすいようにしたり 作物のできを悪くします 感情変換 人の感情を不安定にさせ、怒りっぽくマイナス思考にもっていきます 呪付解除 かけられた呪いを解除します 呪付反射 呪いを受けない体を一時的に持ちます 呪付返者 かけられた呪いを他の者に移します。3者から3者へかけられた者からかけた者へも可能です。
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/101.html
呪術とは、いわゆる魔法のようなものである。 しかしその本質は大きく異なり、あちらが魔力や概念などを用いて発動するのに対し、呪術は感情を喰って発動する。 その為複雑な術式や道具などを用いずとも発動する事が可能であるが、 下手に使うと自身の感情を全て術に喰われて最悪廃人と化す。 熟練の呪術師でも、感情を喰われすぎて狂ってしまう者は後を絶たない。 その扱いの難しさや危険度、また見返りの大きさとリスクが吊り合わないことから、現代に生きる呪術師はわずかである。 今は専ら錬金術とか概念魔法とかにお株を奪われている。 しかし道具や場所、また術式を用いる事である程度自分の感情を喰われる事を抑える事ができる。 墓地などに渦巻く怨念の感情を喰わせるだとか、藁人形に術をかける対象の写真を釘で打ちつけるだとか、 そういった手段で感情を増幅させれば、単純に自身を守るだけでなく、術の力の増大も期待できる。 しかし最も効果的なものはやはり自身の感情を喰わせることであり、 心の底から際限なく湧き出る憎しみ、喜び、憎悪や歓喜、あるいは悲しみなどを喰わせ続けることで、 術は膨大な力を持ち、その感情の矛先を完膚無きまでに追跡し、その感情通りの結果を齎す。 自分を生きる賢者の石として、術を発動させる。 最も、そんなことが出来る人間なぞはほとんど存在せず、 またそれほどの感情を出せる状況というのも限られて来るため、 どうしても安定感に欠ける術である。 ──呪術ってなんなんですか? 今様:……そうねぇ。まず、根本的に魔力は二種類存在するわ。 一つは、生物が其々持っている微小な魔力…これを小源(オド)という。 そしてもう一つ。この大気中に満ちている魔力。これを大源(マナ)という。 こっちは、小源と違って無尽蔵よ。 だから人間の魔術師は、大源を利用して大きな魔術を使うんだけど……古代のカバリスト達はさらなるズルをも考え出した。 ──ズル? 今様:……ま、頭を使ってるってことよ。知恵知恵。 そのズルっていうのは…人間より遥かに強力な魔力を持っている、悪魔や精霊の力を借りること。 熟練した魔術師なら幾つも持っているであろう魔術書(グリモワール)は、悪魔や精霊を呼び出し交渉する為のプロトコルをまとめたモノなのよ。 まあ、それだけじゃないけど。 ちなみに、呼び出しには名前と、シンボルであるシジルが必要なんだけど……まあ、私の使う魔術には関係無いから、ここでは省略するわ。 ──魔術のことはよく分かったんですけど、それで結局呪術っていうのは? 今様:まあ、待ちなさいな。私は悪魔召喚も精霊の力を借りることもしない。 呪術師は……ヒトの感情より生み出される小源、それを増幅させて術を使うの。 当然、大源も使うのだけれど、それを増幅するのには手間がかかるわ。 対象に狙いを定めて、魔力の浪費を防ぐ為の道具…そうね、藁人形なんかは有名ね。 大昔の呪術師……当時は、儀式的なものを執り行う司祭のような存在だったそうだけれど、まあそれが編み出した術よ。それが呪術。 ──はあ。 今様:……ただ、文献を漁ると解るのだけれど、呪術師の多くは、最終的に術に感情を 喰われて死に絶えるって無惨な結末を迎えているわ。 小源が底を尽きれば、どんな人間でも死んでしまう。 呪術には魔術と違って歯止めが効かないのよ。 術は発動した時点で、その矛先を折ることが無いから。たとえ投擲者が死んでも、止まりはしないのよ。 だから現代に於いて、呪術師なんてのは絶滅危惧種の天然記念物なの。お目にかかれただけでも、光栄と思いなさいな。 ──はい。ありがとうございました。 今様:…ああ、そうそう。 今後の生活には気を付けるといいわ。 呪術師に顔を知られた以上は、ね。 ──それって、どういう………… 今様:…そこは、自分で考えなさいな。 使用者 赤朽葉今様 他
https://w.atwiki.jp/wellt/pages/68.html
精霊の力を使わず、意思や怨念を使った特殊な術。 その形態は様々で決められた形式を象る事や、死骸や遺品、曰くつきの品、はては素材の組み合わせで起こしたりと様々な発動形式がある。 やり方さえ知っていれば誰でも出来る分。 使用者にまでその影響が及ぶ事も少なくは無い危険な術でもある。 また、その効果も様々で多彩な種類があり。最も種類の多い術である。 ただ、その特性として術者の意識が無くなったり媒体に使った物が壊れたりするとその効力を失うと言う物がある。 [呪文媒体]意思や怨念、血などを媒体にして決められた呪文を唱える事で発動する呪術。病気をかけたり、苦痛を与えたりする物が多い。呪術から身を守る術もある。 [陣形呪]決められた魔法陣を書く事でその陣の中に効力を発揮させる呪術。場所が固定されるため、呪術の中で最も効力が高く、強力な物。陣その物に意味があり、その意味を体現する。 [死体呪]死体や死骸その物に呪いをかけ、意のままに操る呪術。ネクロマンシーとも呼ばれ、禁忌術の一つ。高度な呪いならば一度に複数の死骸を操る事が出来る。 [固定呪]物体その物に呪いをかけ、その持ち主に強力な呪いをかける呪術。最もポピュラーだが、呪いにかかると物体を手放す事が出来ず破壊も出来ないため。呪術や光魔術での解呪が必要。
https://w.atwiki.jp/vavavavava2/pages/32.html
呪術とは、人間の精神力を利用して超常現象を引き起こす、原初の技である。 無法や魔法と違い、元々この世界に存在していた技術であり、魔法はこれを原型としている。 人の思念から力を引き出した念力や、風水や呪法と言った、特定の決まり事を力とする術も含み、それらがまとめて呪術と呼ばれている。 総じて人の思想や想いが反映される傾向にあり、特に長い間蓄積された想いや、一方向に極化した想いが、呪術では強い力に変わる。 そのため、容易く怒りや悲しみといった負の想いなどにも共鳴してしまい、それに心を飲まれてしまった術者も数多く存在している。 暴走した心は人としての形を崩し、体内のマナに作用してその身体にも異形化を引き起こす。人の『あやかし』化である。 高名な呪術使いですら、晩年は非業の死や、悲惨な末路を辿っている例も数多いのだ。 魔法と呪術の研究が盛んなミョウジョウで主に好まれ、ウィルドネアにも専門の研究機関が存在している。 肉体派なトゥカトゥトゥルフ人には、どちらかと言えば使い手が少ないほうである。 鬼、言霊など、呪術自体が特定の概念によって作られた力のため、“ある物に対してはとても強いが、別のある物にはまるで効かない”といった独自のルールをもっている場合が多い。 呪術を極めよう、もしくは対策しようとすれば、それ相応の知識量が必要となってくる。 知っていると知っていないが、生死を分ける場合も。 魔法における魔導器と似た、物体に念力や呪いを籠めた道具も存在している。 式神や、神通力のお守りといったそれらは、力は小規模なものになりがちではあるが、魔導器などと比べれば手軽に使用出来るものが多い。 ただし、どんなものでも過信は禁物。必ず用法要領を守って正しく使用すること。 悪魔の身代わり人形など、使用法を守らなかった場合にリスクが跳ね上がるものも存在している。
https://w.atwiki.jp/nisesima/pages/125.html
■ 基本情報 呪術 戦闘中のMHITが上昇します。また、アイテム「魔石」の性能の発揮具合にも関わります。 ■ 技・上位技能 1. 直系技 技番号 技名 習得条件 非接 対象 必須 消費SP 命中率 効果 0063 カース 呪術5 × × - 10 ??% 敵単/魔法(1.1)⇒DFが低下 0706 ブロードカース 呪術10 × ○ - 50 ??% 敵ランダム / ( 1.1 ⇒ DFが低下 ) ×2 1349 ウィキドリング 呪術15 × × - 140 ??% 敵全/闇魔法(??)×5 1992 ペップサック 呪術20 × × - 160 ??% 敵単体 / 魔法(3.0) ⇒ ( AT+DF+MAT+MDF+EVA+MEVA+MCRI+SPD )を奪取 2635 ブラッディマーチ 呪術25 × × - 160 ?? 敵全体 / ??(中) + 自HP回復(50%) ⇒ 敵ランダム / ( ??(小) ⇒ SPDを奪取 ) ×4 :回避停止? 2. 傍系技 呪術技一覧参照 3. 使える他系統技 未稿 4. 関連上位技能 呪歌 呪術15+音楽21 歌に関する技の効果を強化する技能です。 LVが高いほどそれらの技の効果が強化されます。 紫電一閃 呪術15+光霊21 戦場に稲妻を落としまくる技能です。 LVが高いほど光属性特性/耐性が増加し、LVによっては特殊な効果も得られます。 ・Lv10 戦闘フェイズにおいて、技の使用後に魔法攻撃が発動するようになります。 ・Lv20 戦闘離脱時に稲妻を落としまくります。残りSPが多いほど沢山落とします。 ・LV30 戦闘開始時に光撃LV4が付加されます 怪力乱心 呪術20+弓矢20 恐ろしい力で捻じ伏せる技能です。 LVが高いほど戦闘中のAT/MATが増加かしLVによっては特殊な効果も得られます。 死霊術 呪術25+魅惑25 魂を自由自在に扱えそうな技能です。 LVが高いほどDF/MDFが増加し、LVによっては特殊な効果も得られます。
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/2317.html
???日目。 ついに、私は地獄から抜け出すことができた。 あの苦痛と苦悶と苦行をその文字の意味する所のまま体現したかのような忌むべきあの空間から、抜け出すことが出来た。 私は、私の命を持ったまま、私のまま生還することができたのだ。 死ぬことも、自我が崩壊することも、魂を溶かす程の穢れに飲み込まれることもなく。 私は私、 “ゆっくりあや”そのままの姿で元の世界へ戻ることができたのだ。 「アハハハハハ、アハハハハッハッハハハハ」 自然に、乾いたような笑い声が咽から零れる。 そうだ。笑うべきだ。 私は抜け出せたのだから。 地獄から解放されたのだから。 だから、笑うべきなのだ。 その行為に、 何の、 何の、 何の、 何の、 何の、 何の、 「アハハハハハハハハハハッハッハハハハハ!!!ヒヒハハハハハッハアハハハハハハハアハハハハハ!!!」 何の意味がないと分かっていても。 今の私にできることなんて、笑う事しかないのだから。 「なぁ?そうだろ、きめぇ丸」 だったもの。 私は、ともに生還した、もう一人、いや、もう一つに笑い声を向けた。 『グギャェバガババッッ!!』 それは、既に生き物だとは思えない声で、私の方に顔を向けた。 尤も、それの姿は既に地球上のあらゆる生き物の姿から懸け離れていたので、 本当に私が話しかけた部分が顔なのかどうか、確かめる術はなかったのだが。 だが、確かに言えることは一つ。 それが顔かどうかは判別不可能だが、そこがどうやらものを“食べる”為の器官であることには間違いがなさそうだ、ということ。 それは、もはや動く気概さえ失くした私を、滝のように透明色の分泌液が流れ落ちる空孔へと誘う。 食すために。 私という存在を、私という魂を、魄を、 そのまま喰らって、自らの呪と一つとするために。 そう、生還したところで意味なんてなかった。 あの地獄を地獄たらしめた地獄まで、私と一緒に生還してしまったのだから。 だから、何も変わらない。 地獄があの空間から出たのなら、今度はこの外の世界がそのまま地獄に変わるだけなのだから。 そして私は、この世界の終りの光景を、眺める間もなく一足先に消えて逝く。 【2011年夏企画】 『コドクにイキル』 そもそもの事の原因は、『きめぇ丸 VS ゆっくりあや ~本物はどっちだ!世紀の十番勝負!』というふざけたタイトルの勝負が開かれることになったから、 ではなく。 「でも10本も勝負内容考えるの面倒だよね。全部ありきたりな勝負じゃつまらないし」 「他のゆっくりに聞いてみようか」 「外の風を入れることで勝負のバリエーションを豊かにするんですね」 その主催者サイドが、そんな大事な勝負の勝負方法に、こともあろうに何の関係もない他人の意見を取り入れたことが、全ての原因だった。 という訳で、まずは一人目。 人の消える道在住。 歌って舞われる系のゆっくり。ゆっくりみすちーさん(独身)。 「うーん、みすちー勝負ごとについては良く分からないから、そういうのに詳しい友達を紹介するね」 元より『ゆっくり』とは勝負事と無縁なゆっくりとした存在(だと思う)。こういう意見を集めるのには最初から向いてなかったのかもしれない。 そういう訳で紹介された二人目、三人目。 永遠亭在住。 永遠と須臾の罪人。蓬莱山輝夜さん(既婚)。 輝夜の嫁。蓬莱山妹紅さん(ツッコミ不要)。 「えー?決着をつける相応しい勝負?」 「ていうと、やっぱりあれか」 「「殺しアイ」」 「やっぱり、限界まで自分と相手の身体を文字通り削り貪り暴き出すことで、初めて見えてくるものってあるわよね!」 「モツとか骨とか脳髄とかね!」 「妹紅の心臓、とっても綺麗だったよ‥。トクン、トクンって小さく波打っててさ‥」 「よしてよ、照れるじゃない‥!まぁ、その後私の心臓ニタニタ笑って握りつぶしてくれちゃった時は、本当もうこいつマジ殺してやるって思ったけれどね!」 「またまた、本当に殺しに来た癖に」 「フフフフ」 「ハハハハ」 とても百合百合しく微笑ましいお二人の意見だが(棒)、参考にならなすぎる、ていうか参考にしたら死ぬという理由で却下。 代わりの人を紹介してもらった。 という流れで4人目。 月の頭脳。八意永琳さん(姑)。 今回の事情を話してみると、彼女は快く協力を承諾してくれた。 「あなた方の事情はよく分かりました。私が誰の目から見ても公正で正々堂々、後腐れのないスポーツマンシップに則った勝負を提案してさしあげますわ」 何でも最近手のかかる子が家庭を持って落ち着いてきたので、暇な時間が有り余っているらしい。 わざわざ対決当日スタジオまで来て、会場のセッティングまでの準備を請け負うことまで約束してくれた。 GENSOKYOの名だたる賢人の協力を得ることができて、スタッフ一同もこれで一安心。 この勝負のことは彼女に任せ、また他の対決方法の思案に戻ることになった。 という事情があって、 試合当日。 「という訳で、次の対戦種目は『蠱毒』です!」 今世紀最悪最害の勝負の幕が開いてしまったのであった。 第一部 『開幕シアイ』 一日目。 「それでは、企画立案者、兼、本勝負の特別責任者である八意永琳さんに、勝負についての細かいルールを説明して頂きたいと思います」 司会の一人である緑髪の少女、東風谷早苗の明るい声と共に、会場前報の主賓席と書かれた席に座っている、 赤と青とで彩られた奇妙な洋服とナースキャップで着飾る一人の少女、八意永琳へとマイクが渡された。 「えー、ご紹介にあずからせて頂いた八意永琳です。今日はこのような貴重な実験場‥、いえ、栄誉ある闘いの場に御招き頂き誠に有難うございます」 ペコリ、とまずは丁寧に頭を下げて笑顔で挨拶。 「では、永琳さん。まずお尋ねしたいんですけど、蠱毒 コドク とは、いったいどんな対決方法なのでしょうか。恐らく、会場の皆さんもそれが一番気になっていることだと思うので」 「はい、では簡単に説明致しましょう。蠱毒とは‥」 蠱毒 –コドク– 犬を使用した呪術である犬神、猫を使用した呪術である猫鬼などと並ぶ、動物を使った呪術の一種である。 「器の中に多数の虫を入れて互いに食い合わせ、最後に生き残った最も生命力の強い一匹を用いて呪いをする」という術式が知られる。(この場合の「虫」は昆虫だけではなく、クモ・ムカデ・サソリなどの節足動物、ヘビ・トカゲなどの爬虫類、カエルなどの両生類も含む。) ―Wikipediaより引用 「という呪術ですね」 「つまり、毒のある虫を何匹も一つの容器に閉じ込めて、最後の一匹まで共食いさせる呪術、という訳ですか?」 「基本的に複数の種類の毒蟲を使うので“共食い”にはなりませんけど、概ねその認識で間違いないでしょう」 「それで、最後に残った一匹の毒蟲はどうなってしまうんですか?」 「最後に残ったのが、一番強くて、一番生に執着のある一匹ですからね。非常に強力な呪いの源になります。これの魂魄を対象に憑依させ呪い殺す、という呪法が日本では一般的ですが、他にも磨り潰して粉末にしたものを対象に飲ませる、対象の家宅の軒下等に放して棲まわす、等の使い道が挙げられます」 「汎用性がとても高いのですね」 「ええ、その上に強力ですからね。日本では厭魅、いわゆる『丑の刻参り』に代表される人型を用いた呪術と並び『蠱毒厭魅』として恐れられ、これを行ったものは厳しく罰せられたそうです」 「そんな恐れ多い呪術を現代に復活させてしまうなんて、永琳さんて意外と茶目っ気溢れてるんですね」 「いえいえ。もちろん危険な呪術ですから今回の勝負は形だけ。あくまで蠱毒の呪術を模倣しただけの、危険性のない安全で楽しいゲームで勝負をして頂きます」 「それでは永琳さん。引き続いて勝負のルールをお願いします」 はい分かりました、と永琳はマイクを持ったまま立ち上がり、会場へ向けて腕をかざす。 そこには高さ幅ともに10メートルは越そうかと思われる巨大な壺が置かれている。 「決戦の舞台はあちらの特設ステージ、見ての通り巨大な壺の中で行ってもらいます。選手を呑みこむよう大口を開け天を眺める様から名付けて『蛇口(クチナワ)』。見た目は1000立方メートル程ですが、その中は特別な結界を施しているため、外観の10倍程のスペースが確保されています。参加して頂く参加者の定員は、ゆっくりあやさん、きめぇ丸さん合わせて20名です」 「つまり、変則的ですが、あやさんのチームと、きめぇ丸さんのチームで分かれて、団体戦を行ってもらうということですね」 早苗の合いの手に、永琳はコクリと頷く。 「はい、そうなります。そして、先ほど説明した蠱毒のルールに則り、壺に入ったモノ同士で競い合って頂きます。戦闘を行う上で特に制約は設けません。けれど武器の持ち込みは禁止なので、己の身体のみを使った血風弾け飛ぶ凄惨な骨肉の削り合いになることは容易に想像がつきますね。そして、なんやかんやで、最後に壺に残った一匹が勝利という形になります。単純な力の強弱だけでなく、如何に仲間と協力し相手を殲滅していくかが勝利のカギと言えるでしょう」 「なるほど、至ってシンプルな勝利条件ですね」 「その分、一人一人の生きる力が試されますね。こういった互いの生存を懸けた戦いを閉所で行うということは、場の陰の気をこの上なく強め高めることになるので、呪術的材料を作る効果的な手段の一つなんですよ」 月の賢人が最後にニコリと笑って話を締める。これから始まる試合が楽しみで仕方ないという年甲斐もなくウキウキした感情が溢れ出ている、とても良い笑顔だった。 「それでは、続いて選手の紹介に移りたいと思います。イズン様、お願いします」 「はい、こちらイズンです」 そうしてマイクを引き継いだのは、本来この世界に存在しないはずの神、黄金の林檎の管理人、女神イズン。 「それではまず、選手きめぇ丸さん。試合前に一言お願いします」 「厳しい勝負になりそうですが、頑張ります」 「「「上記に同じくです」」」 いつもと同じ奇妙だか剽軽なんだか判別つかない表情で、10人のきめぇ丸達は同じ回答を放った。 他人のこと言えた義理ではないが、同じ顔がこうもづらづらと並んでいるのは、見ていて居心地の良いものではない。 「はい、シンプルながらも勝負に対する意気込みが伝わる一言でしたね。では、続いて‥」 「選手ゆっくりあやさん。何か一言お願いします」 スポットライトが一人のゆっくりを照らし出した。 「‥‥‥‥」 「おや、どうしました?ゆっくりあやさん。緊張しているのですか?」 「‥‥‥‥‥‥」 「何でも良いので取りあえず一言頂きたいのですが‥」 「ええと、あのですね‥」 そして、選手ゆっくりあやは、 つまり、私は、 これまでの司会進行を茫然としながら聞くことしかできなかった、私は、 ここで初めて自分自身の感情を思い切り吐き出すことにした。 「悪魔か貴様らぁああああああああああああああああ、どぅるあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!!!」 イズン神「いいえ、神です」 早苗「いいえ、現人神です」 永琳「元ネタは神です」 私「うるせぇっ!ならこの世に神も仏も無ぇわ!!!『最後の一人まで』って、味方同士で殺し合うことも前提のルールだよね!?お前ら何テレビ実況で凄惨な殺し合い映そうとしてんの!?ここはデッドマン・ワンダーランドじゃねぇぇんだぞ!!?あと、最初の説明何でウィキペディアから引用してんだッ!?てめぇは大学生か!!このヤブ医者ッ!!!!!」 永琳「安心してください。殺し合いというより、生きる上で必要な生存競争を、勇気・友情・生きることの素晴らしさといった目線でドキュメンタリー風に放送する感じです。どうぶつ奇想天外のアフリカ特集的なノリですね」 早苗「あ、私あの番組好きでした。いつ終わっちゃったんでしたっけ?」 イズン「2009年の3月一杯までですね」 私「どうでもいいわぁああああああああああッッ。これならまだ最初に蓬莱人が提案した殺し合いの方が100倍はマシだわ!!死ぬのが一人で済むからな!被害者が20分の1まで減るからな!!『後腐れのない勝負』ってあれか!?当事者は一人しか残らないから勝負後のわだかまりなんて塵一つ残らないとかそういう意味でか!!?」 永琳「ちなみに、ちょっと放送が難しそうなところは謎の光線や湯気で良い感じに隠すので安心してください」 早苗「ちなみにこちら、Blu-ray、DVD版では修正前の映像をご覧になることができます。気になる方は是非ご購入くださいね」 私「スナッフビデオを深夜アニメのブルーレイみたいなノリで売り出すなぁああああ!!!ていうか前情報じゃ『危険性のない安全で楽しいゲームで勝負』とか言ってたじゃん!!なんで勝負内容が蠱毒のwiki説明とまんま同じなバトルロワイヤルなんだよ!!ちょっとは捻れよ!!安全性という言葉が何処探しても見当たらないよ!!」 永琳「今回の勝負に使用される壺には特殊な結界が施されているので、術者である私や観客の皆様に危険が及ぶことは一切ありません(微笑)」 私「参加者の安全性は本当に一欠片も考慮されてねぇのな!!?ていうかお前さっき術者って言ったな!?やっぱこれ蠱毒じゃねーか!!禁忌されまくった邪悪な呪法そのまんまじゃねーか!!それに皆聞き流してたけど、お前最初にこの会場のこと、『実験場』とか言ってたろ!!個人的趣味で私達利用する気満々じゃねぇぇかッッ!!!」 永琳「フ‥。この宇宙に存在するあらゆる空間は、神が万物に起こりうる一切の事象を観察するために創り給うた実験場なのよ。そしてそれは、人にとっても同じことよ‥!」 私「何となくカッコイイ言葉で流せば許されると思うなよッ!!言っとくけど、その言葉全然響かないからな!誰の人生にも僅かな影響も与えねーからな!!」 早苗「‥‥。フ、所詮宇宙なんて神様にとってはフラスコの底に溜まった土埃と水滴が起こした化学反応に過ぎないと、そういう訳ですね‥!そしてそれは、人にとっても同じことなんです!」 私「お前したり顔で何か良いこと言ってる気になってるのかもしれねーけど、さっきのヤブ医者以上に何言ってるか訳分からんからな!?最後にそれっぽいフレーズつければ何でも格言になると思うなよ!?」 イズン「戦い続ける勇気さえあれば、いつか倒すことができるはずです。フレイヤ。フルングニルはいつか再びあなたの前に現れるでしょう。それは、人にとっても同じことです」 私「お前に至っては最早単語レベルから何言ってるか全然分かりませんけど!?」 イズン「それでは、ゆっくりあやさん。お話有難うございました」 私「勝手に締めるんじゃねぇええええッ!!!問題はまだ一つも解決してねぇぇんだよ!!」 永琳「こんな理不尽な戦いで死んでたまるかという意気込みが感じられましたね。呪術に最も適した魂魄の形の一つですよ。きっと試合でも良い健闘を見せてくれるモルモットになるでしょう」 私「とうとう本音隠さなくなってきたよ!?潔すぎて逆に腹立つんだけど!!!?」 早苗「ということで、会場の皆様お待たせしました。これよりいよいよ試合開始です」 私「うわああああああああああああああああああああああ!!!離せ!離せオマエラぁああああああああああああ!!!」 きめぇ丸 VS ゆっくりあや、 十番勝負が一つ『蠱毒』。 戦場は特殊結界が張り巡らされた巨大壺内、通称『蛇口(クチナワ)』。 参加者合計二十名。 勝者は一人。 生き残る為の強制大殺生。 勝負の幕が、今開く。 「開かれてたまるかぁああアアアッ!!!!!」 第二部へツヅク 名前 コメント